月は上りぬ

The Moon has Risen

[田中絹代・1955]


作品情報
映画の舞台とロケ地
 

映画の舞台は、1954年の奈良(奈良県奈良市)。1954年4月に、東京〜名古屋〜大阪間に初のマイクロウェーブ回線が完成し、これがストーリーに取り入れられている。

主な舞台は、父・茂吉(笠智衆)、長女・千鶴(山根寿子)、次女・綾子(杉葉子)、三女・節子(北原三枝)の住む浅井家と、千鶴の亡夫の弟・安井昌二(安井昌二)が下宿している禅寺である。浅井家は、東大寺の近くという設定だと思うが、東大寺の境内にオープンセットを建てて撮影された。禅寺は、東大寺の塔頭・龍松院で撮影されている。

このほか、東大寺・二月堂奈良公園若草山など、東大寺附近の場所がいろいろ登場している。また、千鶴の亡夫の友人・高須(佐野周二)に誘われて、昌二、昌二の友人・雨宮(三島耕)、節子が法隆寺を訪れるシーンでは、法隆寺と、夢殿前にある旅館・大黒屋が出てくる(いずれも奈良県生駒郡斑鳩町)。

奈良以外で出てくるのは、高須が住んでいる大阪と、雨宮が仕事で訪れる電電公社の比叡無線中継所である。

 
ロケ地紹介
 
興福寺・五重塔 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・大仏殿と廻廊 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・大仏殿と八角燈籠 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・八角燈籠の音声菩薩 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・龍松院 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
水門町 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・戒壇院 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・南大門と地蔵院 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
若草山から見た奈良 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
若草山 (1) 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
若草山入口ゲート前 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
若草山 (2) 【new 11/02/04】 奈良県奈良市
法隆寺・金堂 【new 15/02/04】 奈良県生駒郡斑鳩町
法隆寺・大講堂 【new 15/02/04】 奈良県生駒郡斑鳩町
法隆寺・西院伽藍前の道 【new 15/02/04】 奈良県生駒郡斑鳩町
旅館大黒屋附近 【new 15/02/04】 奈良県生駒郡斑鳩町
東大寺・二月堂 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・二月堂の石段脇 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・法華堂北門 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・二月堂の石段 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・二月堂前 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・二月堂裏の石段 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
東大寺・二月堂舞台 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
奈良公園・雪消の沢 (1) 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
奈良公園・雪消の沢 (2) 【new 15/02/04】 奈良県奈良市
 
 

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作成日:2004年2月11日(水)
更新日:2005年5月8日(日)